力強い毛筆のフリーフォント15選｜商用・個人利用可能

ソフトに標準搭載されているフォントではなく、おしゃれでクリエイティブなフォントを使いたいと思っている方は多いでしょう。

中でも毛筆フォントは力強い印象を与えられるため、商品やサービスなど、幅広いシーンで活躍します。

フリーフォントサイトを利用するときの注意点

フリーフォントサイトは無料または有料でフォントをダウンロードできる便利なサイトです。しかし、以下の注意点を守らないと利用規約違反になる恐れがあります。

個人利用のみ許可されているフォントを使って、商用化すると著作権違反に抵触する可能性があるので要注意。必ずライセンスの有無を確認してからダウンロードしましょう。

【商用・個人利用可能】毛筆のフリーフォント10選

商用・個人利用どちらも許可しているフリーフォントサイトをご紹介します。

フリーフォントサイトによっては料金が発生することもあるため、金額やプラン内容を確認しておきましょう。

①しょかきうたげ

「しょかきうたげ」は、味のある崩した雰囲気が特徴です。

プランは「無料版と2種類の有償版」です。無料版は手軽に利用できるものの、収録文字は有償版ほど多くありません。

②藍原筆文字楷書

「藍原筆文字楷書」は基本的にフリーダウンロードできますが、任意で支援版の購入もできます。

支援版では、教育漢字(1006文字)、時候の挨拶に使う漢字(約120文字)、数字(250文字)に加えて常用漢字(約250文字)を収録しています。

③衡山毛筆フォント草書

「青柳フォント」として有名な青柳衡山氏が手がけた手書きフォントを無料でダウンロードできます。

個人利用はもちろん、雑誌や書籍、ロゴなど商用利用も可能です。

④お祝いフォント

「お祝いフォント」は基本的に個人・商用利用可能。しかし、商用利用するときは作者に連絡が必須です。

⑤さなフォン帯

「さなフォン帯」は基本的に商用利用可能ですが、実際に使用するときは配布者への連絡が必要です。利用規約なども併せて参考にしてください。

⑥あじふでフォント

「あじふで」は、筆の”かすれ”や”にじみ”なども表現できるため、習字で書いた文字を表現したいときにおすすめです。

⑦だいじ・もやしもん

「だいじ・もやしもん」は、ユニークかつ力強さを出したいときに活躍します。

YouTubeのサムネイルや、Webサイトのバナーにもおすすめ。個性的なフォントなので、目につきやすくなります。

⑧まにまにおためしばん！

特徴的な太線がインパクトを与えるので、サムネイルやバナーのタイトルにもおすすめです。

⑨青柳疎石フォント

青柳疎石フォントは、上品で落ち着きを与えられるのが特徴です。規約が厳しくないため、改編もできます。

⑩明朝體フォント むつき

「明朝體フォント むつき」は、筆でつらつらと書いたように文字が繋がっているのが特徴です。トメハネも力強く、さまざまなシーンで活用できます。

【個人利用可能】毛筆のフリーフォント5選

個人利用できる毛筆のフリーフォントをご紹介します。

①大甘書道体

「大甘書道体」は文字の強弱があるため、レイアウトを工夫すると印象的なタイトルに仕上がります。

YouTubeのサムネイルやWebサイトのバナーにもおすすめです。

②おくりびと

「おくりびと」は、あえて文字の配列を乱すことで、ポップな印象を与えられます。横書きよりも縦書きで味を出せるフォントです。

③漆黒フォント

漆黒フォントは、やや丸文字っぽさがあるのでポップなシーンにも適しています。

④ちはや毛筆

「ちはや毛筆」は、丸みがあり可愛らしい印象を与えるフォントです。

無料版はリクエスト不可ですが、フルバージョンでは文字のリクエストができます。

⑤毛筆太文字

毛筆太文字は、”はらい”の部分に筆っぽさを出しているのが特徴です。テキストにインパクトに残したい用途にも適しています。

Adobe CC利用者ならAdobe Fontsがおすすめ

Adobe Fontsとは、18,000以上の豊富なフォントが揃っているサイトです。日本語のフォントは400以上。もちろん毛筆フォントも多数収録されています。

Adobe Fontsは随時アップデートするため、流行りのフォントをダウンロードできるのも魅力です。Adobe Fontsは随時アップデートするため、流行りのフォントをダウンロードできるのも魅力です。

一般的なフリーフォントサイトは、ダウンロード数が制限されていることがあります。しかし、Adobe Fontsは無制限にダウロードが可能。必要な数だけ入手できます。

また、Adobe FontsはAdobe CCに付属しているため、あらかじめライセンスを購入しておけば追加料金なしで利用可能です。

Adobe Fontsは個人利用はもちろんのこと、商用利用も可能。ポスターやチラシ、プレゼンテーションの資料などにも使用できます。

Adobe Fontsから好きなフォントをダウンロードする方法

Adobe FontでダウンロードしたフォントをAdobe Premiere Proにインストールする方法は以下の通りです。

①Adobe Fontsから好きなフォントを追加する

Adobe Fontsの公式サイトから、好きなフォントを探します。

Adobe Fontsは、上記画像のようにさまざまなフォントがあります。

また、具体的なフォント名が分からなくてもフォントの雰囲気や、おすすめフォントメーカーからもダウンロード可能です。

②アクティベートを選択

ダウンロードしたいフォントが決まったら、「1個のフォントをアクティベート」と書いてある項目をONにします。

アクティベートの項目がONになっていれば、Premiere ProやIllustrator、PhotoshopなどのAdobeソフトと連携できます。

③エッセンシャルグラフィックスパネルでフォントを変更する

Adobe FontsでダウンロードしたフォントをPremiere Proで使用する方法を解説します。

Premiere Proのメニューにある「エッセンシャルグラフィックスパネル」から「フォント」の項目を選択すると、Adobe Fontsでダウンロードしたフォントが入っています。

Adobe Fonts最大の魅力は、Adobeソフトとの互換性が高いことです。ダウンロードしたフォントは各ソフトに同期されるため、設定の手間も省くことができます。

まとめ

今回は、毛筆フォントのおすすめフリーサイトをご紹介しました。

Premiere ProやIllustrator、PhotoshopなどAdobeソフトを利用しているなら、Adobe Fontsがおすすめです。