Premiere Proの買い切り版はある?値段や無料版についても解説

・Premiere Proの買い切り版はあるの?

・Premiere Proの料金価格やプランを知りたい

・Premiere Proをお得に利用する方法はあるの?

動画編集の仕事を始めたいと思っている方の中には、このような悩み・疑問を抱えている方は多いでしょう。

そこで本記事では、Premiere Proの買い切り版の有無や料金価格、プランについて解説します。

この記事を読むことで、最も効率の良い利用方法について知ることができますよ。

目次

Adobeに買い切り版は存在している?3つのバージョンを紹介

Adobeに買い切り版は存在している?3つのバージョンを紹介

Adobe公式を引用

結論から申し上げると、Premiere Proの買い切り版はありません。

  • 流通しているのは旧バージョン
  • 中古品は悪質なウイルスが仕込まれている可能性がある

オンラインショップなどで販売されている買い切り版は旧バージョンのため、購入はおすすめできません。

【旧バージョンのデメリット】
・最新のOSには動作対応していない
・動作中にエラーが発生しやすい

この章ではPremiere Proの旧バージョンとその他のAdobe製品を紹介していきます。

Adobe Premiere Pro CS6

1つ目は「Adobe Premiere Pro CS6」です。

Adobe Premiere Pro CS6は2012年に発売されていたソフトです。Adobeは2012年から買い切り版の提供をやめ、完全にサブスクリプションに移行しています。

CS6は2012年に発売されてから、一切アップデートなどが行われていません。そのため、基本的にMacなどに対応しておらず、現在の動画ファイル形式に合わない場合もあります。

AdobeもCS6に関してはサポートを終了しているので、快適に動画編集をしたいのであれば、サブスクリプションでの購入した方が良いでしょう。

Adobe Premiere Rush

Adobe Premiere Rush

Adobe公式から引用

2つ目は「Adobe Premiere Rush」です。

Adobe Premiere Rushとはパソコンのみならず、スマートフォンやタブレットでの使用が可能なソフトです。デスクトップ専用ソフトなのでスマートフォンとタブレットには対応していません。

その点、Adobe Premiere Rushは、持ち運びができるスマートフォン、タブレットで使用できるので出先や旅行先でも動画編集が可能です。

あくまで空き時間にサクッと編集することに重点を置いており、Adobe Premiere Proのように細かい部分の編集は少しやりづらいと感じるようです。

このソフトはAdobeCCプランに含まれているので、AdobeCCを購入している場合は、外出先で使えるようにスマートフォン、タブレットにダウンロードしておくと良いでしょう。
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Adobe Premiere Element

Premiere Elementsは買い切り版を販売している

Adobe公式から引用

3つ目は「Adobe Premiere Element」です。初心者でも簡単に動画編集を楽しめるようにと設計された動画編集ソフトになります。

【Premiere Elementsの機能】

・AI自動編集

・アニメーションマットオーバーレイ

・二重露光

・モーションタイトル

・再生/逆再生エフェクト

Premiere Elementsは買い切り版がありますが、Premiere Proとは対象者のレベルが異なります。

  • Premiere Pro:初心者からプロ向け
  • Premiere Elements:初心者向け

Premiere Elementsはメニューボタンやガイドが用意されているので、手順通り作業を進めれば動画編集ができます。

しかし編集のフォーマットが決まっているので、Premiere Proのようにエフェクトを細かく調整できないのが残念なポイント。初心者には使いやすいですが、こだわりの映像を作りたい方には不向きです。

その他細かい違いについては下記の記事に纏めておりますので、詳細は下記の記事をご覧下さい。
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Premiere Proの料金価格をプラン別で解説

Premiere Proの料金価格をプラン別で解説

Premiere Proの料金価格は下記の通りです。

プラン料金価格
年間プラン(月払い)3,280円
年間プラン(一括払い)34,680円
(月換算で2,890円)
単体プラン(月払い)4,980円
Adobeの公式サイトから引用
Premiere Proの個人プランのなかで最もお得なのは、年間プランの一括払いです。

Premiere Proには7日間の無料体験も存在する

・そもそもPremiere Proが自分に合っているのかわからない

・契約をしてから自分に合わなかったらお金の無駄になってしまう

このようにソフト選びに失敗したくない人は、7日間の無料体験を利用するのがおすすめです。

【無料体験の概要】

・無料体験は登録完了日から7日間

・製品版と同じ機能を無料で体験できる

・無料期間が終了するまでは金額は請求されない

・Mac/Windowsともに対応

・無料体験はPCまたはiPadのみ利用できる

・無料体験後でも学生・教職員割引は適用される

無料体験版を利用する流れ
  • Adobe公式サイトにアクセス
  • Premiere Proの項目から「無料で始める」を選択する
  • 登録情報を進めていく
  • 無料体験版をダウンロードする

Premiere Proを無料で使うには、Adobeのサイトにアクセスしメールアドレス等の登録をする必要があります。

上記のリンクから飛べる公式サイトの「無料で始める」というボタンから、無料体験版の登録をすることが可能です。

Adobe Premiere Pro_無料版_永久版_無料で始める

次に、下記の「始める」から登録を進めます。

Adobe Premiere Pro_無料版_永久版_始めるを押す

次の画面に進むとメールアドレスの入力画面が出てくるので、登録を進めましょう。

Adobe Premiere Pro_無料版_永久版_アドレスを登録

すると、登録したアドレス宛てにAdobeからメールが届きます。届いたメール内容に従ってソフトをインストールすれば、無料体験版を7日間使用することが可能です。

無料体験期間が終わるとソフトが使用できなくなってしますので、注意しましょう。

Premiere Proを購入する方法は2種類ある

Premiere Proを購入する方法は2種類ある

無料体験版について解説しましたが、Premiere Proの購入方法は以下の通り2つあります。

①Adobe公式サイトで購入する

【Adobe公式サイトで購入するメリット】

・無料体験を利用できる

・購入からインストールまでの手続きが簡単

・購入後すぐにPremiere Proを使用できる

Adobe公式サイトで購入するとその場でPremiere Proのライセンスが付与されるため、インストール後すぐにソフトを使用できます。

Amazonなどで販売されているパッケージ版よりも手続きがスムーズなため、初心者の方におすすめしたい購入方法です。

Adobe公式サイトは下記から飛ぶことができます。

\ まずは無料体験版から /

プレミアプロでできることを解説してみた

②Amazonで購入する

Amazonなどのオンラインショップには、「オンラインコード版」と「パッケージコード版」の2種類が販売されています。

種類 特徴
オンラインコード版 ・購入後すぐにソフトをインストールできる

・パスコードを紛失するリスクが少ない

・クレジットカードやAmazonギフト券による決済に対応している

パッケージコード版 ・利用登録時に必要なコードをカードに記載して送付する

・郵送されるためすぐにソフトを使用できない

Amazonを始めとするオンラインショップでの販売を行っていないソフトもあります。

結論としては、まずはAdobe公式サイトから7日間無料体験を利用するのがおすすめです。

Premiere Proをお得に利用する4つの方法

Premiere Proをお得に利用する4つの方法

Premiere Proには無料体験版がありますが、実質的に期間が決まっている為、長くは使えません。

そのため、次にPremiere Proをお得に利用する4つの方法について解説していきます。

①Adobeのセール期間を利用する

Premiere Proをお得に利用するには_Adobeのセール期間

Adobeは定期的にセール・キャンペーンを行っており、通常価格よりも安く購入できることがあります。

プランの例として、Adobeは以下のようなキャンペーンを行っている時期があります。
プラン名 通常価格(税込) 特別価格(税込)
フォトプラン1TBストレージ付き 2,178円/月 1,628円/月

また、各種デザインテンプレートが揃っている「Adobe Spark」を2週間無料で提供するなど、様々なセール・キャンペーンを体験できます。

セール・キャンペーン情報は期間によって異なるため、最新情報はAdobe公式サイトをご覧ください。

②Adobe CCを利用する

・Premiere ProだけではなくAfter EffectsやPhotoshopも使いたい

・単体プランを複数契約すると高くなってしまう

このような疑問・悩みの解決策として挙げられるのが、Adobe CCです。

Adobe CCはPremiere ProやAfter Effects、Photoshopをはじめとする20種類以上のソフト・アプリが含まれていながら、月額6,248円で利用できます。

単体プランを3種類契約すると、「2,728円/月×3種類=8,184円」なので、毎月1,936円も損することになります。
つまり3種類以上のソフトを利用するなら、単体ソフトを複数契約するよりもAdobe CCの方がお得なのです。

③Adobeスクールパートナーを利用する

次に上記のAdobe CCプランを公式サイトよりも安く利用できる方法が次に紹介する「Adobeスクールパートナーを利用する」ことです。

アドビ スクールパートナープログラムとは、製品の使い方を最初から学びたいビギナーの方から、スキルを習得してキャリアアップを目指す方まで、幅広い方々に独自の教材およびトレーニングサービスを提供するパートナーを認定するプログラムです。

引用:アドビスクールパートナー

Adobeスクールパートナーのなかには「プラチナスクールパートナー」「ゴールドスクールパートナー」「ブロンズスクールパートナー」の3種類があります。

Adobeスクールパートナーは、受講者に対して各種ソフトを特別価格で提供することが認められています。

【Adobeスクールパートナーのメリット】

・通常価格よりも格安でAdobeソフトを利用できる

・プロのクリエイターから指導を受けられる

・独学よりも効率的にスキルを身につけられる

「プラチナスクールパートナー」に認定されている「ヒューマンアカデミー」では、以下のプランを提供しています。

項目 詳細
講座名 ヒューマンアカデミー「たのまな」
価格 39,980円(年間)
特典
  • Adobe CCを1年利用可能
  • オンライン学習(1ヶ月分)
講座の種類 Photoshop, Illustrator, Premiere Pro, After Effects, Adobe XD

通常、Adobe Creative Cloudの価格は72,336円です。つまり、デジタルハリウッドを利用することで年間32,346円もお得に利用できます。

さらに数ヶ月のオンライン学習もついてきますので、現場レベルの知識・スキルを身につけることができます。独学よりも短期間で効率良く学べるため、初心者からも評判です。
詳しくは「Adobe CCを安く買う裏ワザ」にてまとめておりますので、是非確認してみて下さいね。

④学生・教職員版ならCreative Cloudを格安で利用できる

Adobeは個人版プランだけではなく「学生・教職員プラン」も展開しており、個人版よりも圧倒的に格安でソフトを使用できます。

【学生・教職員版】

・Creative Cloud:月額2,178円(次年度以降は月額3,278円)

「Adobe Creative Cloud」とは、Premiere ProやPhotoshop、Illustratorなど20種類以上のソフト・アプリを使用できるプランです。

一般的な個人プランと同じアプリケーション・クラウドサービスでありながら、最大65%も安くなります。

学生・教職員版は一定の条件を満たした者でしか利用できません。

【学生・教職員版の購入資格】

・13歳以上

・学校教育法に規定された教育機関(中学校、高等学校、大学、高等専門学校、特別支援学校、専修学校、各種学校)

・職業能力開発法に規定された公共職業能力開発施設および職業訓練法人

・行政が運営する大学校のうち、学位が取得できる大学校

また、学生・教職員版を購入するときは、以下の資格証明書類の提出を求められます。

【求められる資格証明書類】

・学生証/学生手帳

・在学証明書

・健康保険証(中学生に限る)

学生・教職員版の購入方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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Premiere Pro以外に買い切り版を販売している動画編集ソフト

・どうしても買い切り版が欲しい

・たまにしか使わないから買い切り版の方がコスパが良い

ここからは買い切り版のおすすめ動画編集ソフトを紹介します。

①Final Cut Pro

Premiere Pro以外の買い切り版_Final Cut Pro

【FINAL CUT Proの特徴】

・Appleが開発と販売を手がける動画編集ソフト

・Mac専用(Windowsは非対応)

・動画編集の基本的な機能からプロ仕様の機能まで搭載している

・90日間に無料体験版を提供している

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②Filmora

Premiere Pro以外の買い切り版_Filmora

【Filmoraの特徴】

・動画編集の初心者でも操作しやすい簡単設計

・「モーショントラッキング」や「キーフレーム」などクリエイティブな機能を搭載している

・Mac/Windows対応

・無料版をダウンロードできる

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③Power Director

Premiere Pro以外の買い切り版_Power Director

【Power Directorの特徴】

・サイバーリンクが開発と販売を手がける動画編集ソフト

・エフェクトやトランジション、パーティクルなど基本的な機能を搭載している

・YouTubeやニコニコ動画へのアップロード機能を搭載している

・Windowsのみ対応

・6年連続国内販売シェア1位を獲得(2021年現在)

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まとめ

今回はPremiere Proの買い切り版の有無と料金価格、プランについて解説しました。

【おさらい】

・Premiere Proは買い切り版を販売していない

・Premiere Proはサブスクリプション(月額制)を採用している

・現在流通しているのは旧バージョン

・中古品はウイルス感染のリスクがあるのでおすすめしない

・個人プランのなかで最もお得なのは年間プラン(一括)払い

・学生/教職員版は格安でAdobe CCを利用できる

・Adobeスクールパートナーは学生/教職員でなくてもAdobe CCを格安で利用できる

Premiere Proは7日間の無料体験を提供しています。製品版と同じ機能を無料で体験できるため、購入前に使用感を確かめることができます。気になっている方はぜひお試しください。

\ まずは無料体験版から /

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