Adobe Creative Cloud(Adobe CC)の価格を知りたいな。プランごとに価格が違うって本当?
上記の悩み・疑問を解決します。
Adobeのソフトを使う際、複数ソフトを連携して使いたい場合もあるでしょう。そんな時は単体プランではなく、複数のソフトを使えるAdobe Creative Cloud(Adobe CC)プランがおすすめです。
そこで本記事では、Adobe CCのプラン別価格と特徴を解説していきます。
Adobe CCをお得に購入する方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Adobe Creative Cloudとは
Adobe Creative Cloudとは、約20種類以上のアプリ・ソフトを使うことができるAdobe社が提供しているプランのことです。Adobe CCとも呼びます。
日本語を含む20,000以上のフォントや100GBのストレージを追加料金なしで利用できるのも嬉しいポイント。写真加工や動画編集、アニメーション、Webサイト制作など、クリエイティブなソフトが揃っています。
よく使われるソフトは下記の通り。
名称 | 詳細 |
---|---|
Premiere Pro | 動画編集データの加工・編集ができる映像制作ソフト |
Photoshop | 写真のレタッチ・置換・合成や、グラフィックデザインができるソフト |
Illustrator | ポスターやチラシ、ロゴのデザインができるソフト |
After Effects | デジタル合成・モーショングラフィックスができるソフト |
Adobe XD | UI/UXのデザインツールソフト |
Dreamweaver | Webサイトやアプリのデザインを行うソフト |
InDesign | 印刷物のレイアウトに使うDTPソフトウェア |
Lightroom | カメラマン必須の写真処理ソフト |
Adobeソフトを単体プランで複数使うよりも、価格帯を安く抑えることができます。加えて各ソフトで連携も取りやすく、ストレスなく作業することが可能です。
そのため、動画編集ソフトである「Premiere Pro」を使いながらモーション・グラフィックスソフトである「After Effects」を併用するなど、複数ソフトを使いたい方に向いています。
私自身、動画編集もすればイラストレーターでデザインを作ったりしますので、このAdobe CCプランは非常に重宝しています。
Adobe Creative Cloud(Adobe CC)の料金価格【プラン別】
次にAdobe Creative Cloudの料金価格をプラン別で解説します。詳細は下記の通り。
プラン | 価格(年間プラン, 月々払い) |
個人プラン | 6,480円 |
法人プラン | 9,280円 |
学生・教職員プラン | 1,980円 |
教育機関プラン | 4,048円 |
上記は年間プラン(月々払い)の価格を表示していますが、一括で払うことでもう少し価格帯を抑えることが可能です。
それぞれのプランの特徴を解説していきますね。
Adobe CC|個人プランの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
年間プラン(月々払い) | 6,480円 |
年間プラン(一括払い) | 72,336円 |
月々プラン | 10,280円 |
Adobe CCの個人プランは一般向けに提供しているサービスです。
後述する法人や学生、教育機関に概要しなければ「個人」として契約することになります。
Adobe CCはプロ仕様のソフト・アプリばかりなので、クオリティの高い作品を生み出したいと思っている方におすすめです。
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Adobe CC|法人プランの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
対象者 | 個人事業主、中小企業・組織での導入(1人〜100人以上) |
価格 | 9,280円/月 |
支払方法 | 請求書払い・クレジットカード・銀行振込 |
デスクトップ・モバイルアプリ | |
ストレージ容量 | 1TB〜 |
サポート | プレミアムサポート |
Adobe CCは法人向けプランも展開しています。
個人プランとは異なり、Adobeのソフト・アプリに関する高度なテクニカルサポートを受けられるのが特徴です。
Adobe CC|学生・教職員プランの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
年間プラン(月々払い) | 1,980円 |
年間プラン(一括払い) | 23,760円 |
Adobe CCの学生・教職員プランは、最大69%OFFで購入できるのが特徴です。
圧倒的にリーズナブルな価格を実現しながらも、個人プランとまったく同じソフト・アプリを利用できます。
しかし月々払いの場合は2年目以降3,278 円/月、39,336円/年になるのでご注意ください。
学生・教職員プランは誰でも購入できるわけではなく、一定の条件を満たす必要があります。
学割価格でご利用頂ける対象は、13 歳以上かつ以下に示す教育機関が提供する 3 ヶ月以上の課程に在籍する生徒/学生または該当教育機関の教職員の方です。
• 学校教育法に規定された教育機関(中学校、高等学校、大学、高等専門学校、特別支援学校、専修学校、各種学校)
• 職業能力開発法に規定された公共職業能力開発施設および職業訓練法人
• 行政が運営する大学校のうち、学位が取得できる大学校
引用:Adobe
いずれかの条件を満たす人は、Adobe CC学生・教職員プランを利用できます。
- 学生証/学生手帳
- 在学証明書
- 健康保険証(中学生に限る)
Adobe CC学生・教職員プランは、Adobe公式サイトまたはアドビコールセンター、家電量販店、オンラインストアで購入できます。
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Adobe CC|教育機関プランの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
コンプリートプラン(1ユーザー) | 4,048円/月 |
単体プラン(1ユーザー) | 1,848円/月 |
コンプリートプラン(共有) | 36,300円/年 |
Adobe CC教育機関プランは、PC教室や研究室、学校などのニーズに対応しています。
- 千葉大学
- 筑波大学
- 北海道大学
- 金沢大学
- 横浜国立大学
- 静岡デザイン専門学校
- 沼津情報・ビジネス専門学校など
上記の通りAdobe CC教育機関プランは、国立・私立大学、専門学校で導入されています。
教育機関向けプランは、以下に記載されている学校・機関に限ります。
Adobe Creative Cloudの3つのメリット
料金価格について解説したので、次にAdobe Creative Cloudの3つのメリットを紹介します。
複数の単体プランを契約するよりもお得
Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど複数ソフト・アプリを単体プランで契約するよりも、Adobe CCを契約した方がお得です。
ソフト・アプリ名 | 単体プランの価格/月 |
---|---|
Photoshop | 2,728円 |
Illustrator | 2,728円 |
Premiere Pro | 2,728円 |
上記のソフト・アプリを単体プランで契約すると、月々8,184円(年間98,208円)になります。
一方でAdobe CCは月々6,480円(年間72,336円)のため、25,872円もお得に購入できます。
ソフトの連携機能でクリエイティブな表現ができる
Adobeソフト・アプリ同士は互換性があり、連携機能によってクリエイティブな作品を制作することができます。
- PhotoshopとLightroom
- Premiere ProとAfter Effects
たとえばYouTubeのサムネイルを作成する場合、Lightroomで色調補正をしてからPhotoshopでサイズ調整・テキストを入力することも可能です。
このようにソフト・アプリの連携機能を使うことにより、わざわざjpegやpngで書き出してから再度ソフトを開く必要がなくなります。
スキルが身につけば副業で稼ぐことができる
仕事の依頼者と受注者をマッチングするクラウドソーシングサイトでは、Adobe CCのソフト・アプリを使った仕事がたくさんあります。
- スライドショーの動画作成
- インタビュー動画作成
- SNSのロゴ作成
- Webサイト制作
報酬金額は依頼主の予算や仕事内容によって異なりますが、5,000円〜が相場です。
1件5,000円の仕事を週2回おこなった場合、1ヶ月で4万円、1年間で48万円稼ぐことができます。
動画編集の仕事は経験を積むほど作業スピードが早くなるため、1件あたりの納品スピードも上がり週2〜4件をこなすことも可能です。
Adobe Creative Cloudの2つのデメリット
次にAdobe Creative Cloudを解説します。
使わないソフトもある
Adobe CCは20種類以上のソフト・アプリを使用できるプランですが、すべてのソフト・アプリを使いこなしている人は多くありません。
たとえばAdobe CCを購入したものの「Premiere ProとAfter Effects、Lightroomは使うけどIllustratorは使わない」というケースも十分に考えられます。
契約内容によっては単体プランよりも高くなる
- 2種類のソフトを購入する場合→単体プランがお得
- 3種類以上のソフトを購入する場合→Adobe CCがお得
Adobe CCのメリットの章でも解説した通り、3種類以上のソフト・アプリを購入するならAdobe CCの方が安くなります。
しかし2種類のソフトを購入する場合、Adobe CCよりも単体プランの方が安くなります。
項目 | 詳細 |
---|---|
Photoshop | 2,728円/月 |
Premiere Pro | 2,728円/月 |
2つのソフトの合計金額 | 5,456円/月 |
Adobe CC | 6,480円 |
またAdobeは「Photoshop」と「Lightroom」がセットになったフォトプランを月々1,078円で提供しています。
このように契約内容によってはAdobe CCよりも単体プランの方が安く購入できることもあります。
Adobe認定スクールならAdobe CCをお得に購入できる
Adobe認定スクールとは、Adobeソフトの使い方を学びスキルアップを目指す通信講座です。
これらのスクールはAdobe社と契約を交わしており、12ヶ月版のAdobe CCを39,980円で提供しています。
そのため、公式よりも40%程度安く購入することが可能です。
1年分のAdobe CCプランと、各種講座が受けられると考えれば非常にお得ですよね。
Adobe認定スクールの特徴を簡単に解説していきますね。
通信講座でスキルが身につく
まずAdobe認定スクールなら格安でAdobe CCを購入できるのはもちろん、短期間でクリエイティブなスキルが身につきます。
- Illustrator/Photoshop講座
- AfterEffects・Premiere講座
- Dreamweaver/HTML/CSS3講座
このように講座の目的・ゴールが明確なので、着実にスキルを身につけることができます。
講座は数ヶ月しか受けれないものが多いですが、まだ使い方を身につけていない場合、スキルをつける時間を早くすることができますよ。
2年目も更新できる
次に1年限りではなく2年目も更新できるスクールもあります。「もっと学びたい」、「Adobe CCを通常価格よりも安く使いたい」という方に選ばれています。
一部記事にしてまとめていますので、詳細は下記の記事を確認してみてくださいね。
Adobe Creative Cloud無料体験版を提供している
最後になりますが、Adobe Creative Cloud(Adobe CC)は無料体験版を提供しています。
無料体験版は7日間あるので、自身の好きなソフトを実際に使ってみて、使いやすさ・連携のしやすさを体感することが可能です。無料体験版による制約はありません。
そのため「実際に使うかどうか迷っている」「使ってから判断したい」と考えている方は、まずは無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。
\ Adobeプランをお得に /
まとめ
Adobe CCのプラン別価格と、お得に購入する方法について解説しました。
- Adobe CCは「個人・法人・学生・教育機関」のプランがある
- 学生/教員プランがもっとも安い
- 3種類のソフトを使いたいなら単体プランよりもAdobe CCがお得
- Adobe認定スクールなら格安でAdobe CCを利用できる
Adobe認定スクールは短期間で知識とスキルが身につくのが魅力です。副業を目的としている方にも選ばれているので、ぜひお試しください。
またプランについて悩まれている方は、Adobeのプランについてまとめた記事もありますので、参考にしてみてくださいね。
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